2024年3月よりサービス提供を開始いたしました。製品ページをご覧ください。
ChatGPT導入支援ツール「FUSION(仮)」はChatGPT APIを利用して企業様へのChatGPT導入を支援サポートをするWEBサービスです。
※「FUSION」は現在開発コード名称となります。
背景
2023年にChatGPTが発表されてから、大きな話題となりましたが、企業への導入率はアメリカでは50%程度の導入率に対して、日本企業での導入割合は様々な要因があり、2023年10月時点でまだ7%だそうです。日本の約9割の企業では導入が見送られているそうです。
しかしながらChatGPTは強力なツールであり便利であるため、実は個人アカウントで会社の仕事を行っているというケースも多いようです。その場合、企業では情報漏洩リスクの管理やアカウント管理をどうするかという課題があります。
ChatGPTを企業に導入する上でよく挙げられる課題として下記があります。以下の課題は主にChatGPTの個人アカウントの利用を想定した場合に特に顕著です。
- アカウントの管理
- 情報漏洩の懸念
- セキュリティの懸念
- 社員の利用状況の把握
- 社員のリテラシー格差問題
- 情報が分散し共有困難、ノウハウが蓄積しない
- ハルシネーション(事実に基づかない情報を生成する現象)への対応
このような課題を解決するためには、ChatGPTのAPIを利用できるサードパーティのソフトウェアの利用が必要になってまいります。ChatGPT導入支援ツール「FUSION(仮)」ではChatGPTのAPIを利用し、安全に企業がChatGPTを導入することを目的に開発されました。
解決する課題・期待される導入効果
ChatGPT導入支援ツール「FUSION(仮)」は下記のように課題を解決します。
- アカウントはchatGPTのAPIを利用し社員のアカウントを一元管理します。
社員の個人アカウントを業務に利用することを防ぐことができます。
- ChatGPT APIアカウントを利用することで情報漏洩、情報源の再利用を防ぎます。
- 個人アカウント利用から脱却することで情報セキュリティのリスクを軽減
- 社員のアカウントを集約することでコストを一元管理
- 社員ごとに分散される情報を共有可能
- 社員による生成AIを活用した協創力の向上
- 生成AIを活用した生産性の向上
- ハルシネーション(事実に基づかない情報を生成する現象)対策
ChatGPTを社員で共有することでハルシネーションを防ぎます。
- ChatGPT導入に自社開発しなくて良い。
サービス概要:ChatGPT導入支援ツール「FUSION(仮)」とは
ChatGPT導入支援ツール「FUSION(仮)」はプロジェクトメンバーで共有できるChatGPTシステムを提供します。
機能概要
- プロジェクト管理機能
プロジェクト単位でのチャット管理が可能。
プロジェクトごとに参加者の管理が可能
- チャットルーム機能
メンバーで共有できるチャットルームを生成できます。チャットルームの中でChatGPTを呼び出すことができ、メンバーでチャットしながらChatGPTを利用できます。
ルームごとにCHatGPTのsystem値を設定する事ができます。ルームごとにChatGPTに別々のプロンプトを設定することができます。
- プライベートルーム機能
メンバー個人のチャットルームを作成できます。通常のChatGPTと同様の利用も可能です。
- チャット検索機能
チャットルームでの会話を後で検索することができます。
メンション機能とプッシュ通知。
- ChatGPT Token 利用状況確認
ユーザーごとのToken利用状況、プロジェクト単位でのToken利用状況を確認できます。
サービスのターゲット想定
- ChatGPTを社内に導入したいがAPIを利用できるシステムをお持ちでない企業様
- システム開発企業様
- WEBマーケティング企業様・企業のマーケティング担当様
- 社員リモートワーク化を進めている企業様
- 生成AIを活用して社員の協創力を高めたい・生産効率を上げたい企業様
FUSIONを利用するメリット
- アカウントの一元管理が可能:
全社員のChatGPTアカウントを一元管理できます。これにより、社員のアクティビティや使用状況を把握しやすくなり、効率的な運用を可能にします。
- セキュリティ向上:
情報の漏洩防止やセキュリティリスクの軽減が可能となります。FUSIONが提供する安全な環境での学習やAI活用により、データ機密性を保つことができます。
- 協働性の強化:
チャットの共有やコラボレーション機能があり、社員間のコミュニケーションの向上を支援します。これにより、社員間の知識共有が図られ、業務効率化に繋がります。
- コスト削減または適正化:
各社員のアカウント管理や費用を一元化することで、運営コストの削減が期待できます。
人によって多くChatGPTを利用する人と時々使いたい人がいます。そのような場合chatGPTのEnterpriseやTeam料金だとひとり一律料金が発生しますが、FUSIONを導入すればChactGPTは使った分の料金になるので適正化できます。
また、タスク自動化や生産性向上による時間節約も大きなコスト削減につながります。
- 導入・運用の簡素化:
ChatGPTのAPIアカウントをご用意いただくだけで利用が開始できます。
利用イメージ
FUSIONの利用イメージ動画です。これまでのチャットツールと似たUIなので簡単に操作ができます。
機能一覧
プロジェクト管理。プロジェクト単位でチャットルームを管理できます。
チャットルームはプロジェクト全体で共有するルームと、自分だけ利用するプライベートルームに分けて管理できます。
チャットルームごとにChatGPTのSystemプロンプトを設定できます。
通常のチャット送信とChatGPTを呼び出すボタン
共有チャットにChatGPTを呼び出して、ChatGPTの回答をシェア。メンバーと会話しながら仕事を進めることができます。
チャットルームから検索し過去のやり取りを検索することができます。
ご提供方式
- クラウドサーバー型
弊社で管理するクラウドサーバーでのご提供
- オンプレミス型
クライアント様で管理されるサーバーへのインストールでのご提供(一部の外部連携APIを除く)
導入についてのご相談
ChatGPTの導入についてお悩みの企業様、ChatGPT導入支援ツール「FUSION」を試してみたい企業様のご相談をお受けしております。お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。